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「It's all Greek to me」の意味と使い方を解説!10個の例文でニュアンスも掴もう

この記事では、英語のイディオム「It's all Greek to me」の意味、使い方、そして様々なニュアンスを例文を通して徹底解説します。ビジネスから日常会話まで、幅広いシーンで使えるこの表現をマスターすれば、あなたの英語表現はより豊かになるでしょう。類似表現との比較を通して、より深くこのイディオムを理解していきましょう。

1. 「It's all Greek to me」の意味とは?

(1)ギリシャ語がわからない?

「It's all Greek to me」を直訳すると、「それは私にとってすべてギリシャ語だ」となります。これは、文字通りギリシャ語が理解できないという意味ではなく、ギリシャ語のように全く理解不能な状態を表す比喩表現です。

つまり、話されている内容や説明が複雑で、まるで外国語を聞いているように全く理解できない、という意味合いで使われます。この表現は、言葉の壁だけでなく、知識や経験の不足からくる理解不能な状況を表す際に幅広く用いられます。

(2)比喩としての意味

このイディオムは、単に言葉が理解できないだけでなく、内容が難解で、まるで未知の言語を聞いているように感じられる状況を表します。専門用語が飛び交う会議や、複雑な説明を聞いている時など、理解が追いつかない時に使われます。

また、新しい技術や概念に触れた際、その仕組みが全く理解できない場合にも用いられます。この表現は、自分の理解力の限界を認め、ユーモラスに伝えるニュアンスも持ち合わせています。

2. 「It's all Greek to me」の使い方は?

(1)ビジネスシーンでの使用例

ビジネスの場では、専門性の高い分野や技術的な話についていけない時に「It's all Greek to me」が使われます。例えば、IT関連の会議で専門用語が飛び交い、内容が全く理解できない場合、「この説明は私にはちんぷんかんぷんだ」と伝えることができます。

また、複雑な財務報告書を前にして、その内容が理解できない時にも使えます。ただし、ビジネスシーンでは、相手に不快感を与えないよう、謙虚な姿勢を示すことが大切です。

(2)日常生活での使用例

日常生活では、友人との会話や趣味の集まりなど、様々な場面で「It's all Greek to me」が使えます。例えば、料理のレシピを見ても専門的な用語が多くて理解できない時や、友人が熱く語るゲームの話についていけない時など、身近なシーンで活用できます。

また、機械の操作方法が複雑で全く分からない時にも、「まるでギリシャ語だ」とユーモラスに表現できます。この表現を使うことで、会話を和ませ、相手に理解を求めるきっかけにもなります。

(3)フォーマル・インフォーマルの使い分け

「It's all Greek to me」は基本的にはインフォーマルな表現であり、親しい間柄での会話に適しています。ビジネスシーンなどフォーマルな場面で使用する際は、相手に失礼にならないよう注意が必要です。

例えば、上司やクライアントに対しては、より丁寧な表現である「I'm afraid I don't understand」や「Could you please explain it again?」を使う方が適切でしょう。しかし、親しい同僚との会話であれば、「It's all Greek to me」を使って、率直に理解できないことを伝えることができます。

3. 10個の英会話例文で「It's all Greek to me」のニュアンスを掴もう!

(1)専門用語に対して

例えば、IT関連の会議で専門用語が飛び交い、話の内容が全く理解できない時。「The discussion about the new algorithm is all Greek to me.(新しいアルゴリズムについての議論は、私には全くちんぷんかんぷんだ。)」のように使います。

専門的な内容や業界用語が理解できない時に、この表現を使うことで、自分がその分野に詳しくないことをユーモラスに伝えることができます。また、難しい内容に対して、自分が理解できないことを率直に認めるニュアンスも含まれます。

(2)説明が複雑で理解できない時

例えば、誰かが複雑なプロセスや理論を説明しているが、話が難解すぎて理解できない時。「His explanation of quantum physics is all Greek to me.(彼の量子物理学の説明は、私には全くちんぷんかんぷんだ。)」のように使います。

この場合、単に理解できないというだけでなく、説明があまりにも複雑で、まるで知らない言語を聞いているようだというニュアンスが含まれます。相手に「もっとわかりやすく説明してほしい」という気持ちを間接的に伝えることができます。

(3)新しい概念や技術に対して

新しいテクノロジーや今まで聞いたことのない概念に直面した時にも、「It's all Greek to me.」は有効です。例えば、「This new cryptocurrency is all Greek to me.(この新しい仮想通貨は、私には全くちんぷんかんぷんだ。)」のように使います。

この表現は、新しいものに対して戸惑いや理解の難しさを表すと同時に、自分がその分野の初心者であることを示唆します。そのため、相手に対して「教えてほしい」というニュアンスを伝えることもできます。

(4)外国語に対して

文字通り、外国語が全く理解できない状況でも「It's all Greek to me.」は使えます。例えば、初めて聞いた言語に対して「That conversation was all Greek to me.(あの会話は私には全くちんぷんかんぷんだった。)」のように表現できます。

この場合、言語そのものが理解不能であることを示し、会話の内容が全く把握できなかった状況を表します。また、特定の方言やアクセントが強い英語に対しても、「His accent is all Greek to me.(彼の方言は私には全くちんぷんかんぷんだ。)」と使えます。

(5)冗談っぽく使う場合

「It's all Greek to me.」は、深刻な場面だけでなく、ユーモラスな状況でも使えます。例えば、友人との会話で、わざと大げさに「Your explanation about quantum physics is all Greek to me!(君の量子力学の説明は、私には全くちんぷんかんぷんだよ!)」と言うことで、場を和ませることができます。

この場合、実際には少しは理解しているけれど、あえて分からないふりをすることで、会話を楽しくする効果があります。また、自虐的に「My cooking skills are all Greek to me.(私の料理の腕は、私にとって全くちんぷんかんぷんだ。)」と使うこともできます。

(6)皮肉っぽく使う場合

「It's all Greek to me」は、皮肉を込めて使うことも可能です。例えば、明らかに間違った情報や理屈に合わない説明に対して、「Oh, your logic is all Greek to me.(ああ、あなたの理屈は私には全くちんぷんかんぷんだ。)」と言うことで、遠回しに相手の言葉を批判できます。

この使い方は、相手に不快感を与えずに、自分の意見を表明するのに役立ちます。ただし、皮肉が通じない相手や、フォーマルな場面では避けた方が良いでしょう。

(7)子供に対して使う場合

「It's all Greek to me」は、子供に対して使うこともできます。例えば、子供が難しいゲームのルールを説明している時に、「That's all Greek to me, sweetie.(それは私にはちんぷんかんぷんだよ、坊や。)」と優しく言うことができます。

この場合、子供の言葉を否定するのではなく、理解できないことを可愛らしく伝えるニュアンスがあります。また、子供が理解できないことを説明する際にも、「The alphabet is all Greek to me.(アルファベットは僕にはちんぷんかんぷんだ。)」と、子供自身が使うことも可能です。

(8)相手の発言を遮る場合

「It's all Greek to me.」は、相手の発言があまりに専門的で、理解が追いつかない時に、会話を一時的に遮るために使うこともできます。

例えば、長々と説明を続ける相手に対して、「Wait, wait! It's all Greek to me. Can you explain it simply?(ちょっと待って!それは私にはちんぷんかんぷんだ。もっと簡単に説明してくれる?)」と言うことで、相手に説明のペースを調整してもらうよう促せます。

この使い方は、会話の流れをスムーズにし、誤解を防ぐのに役立ちます。ただし、相手の意見を完全に無視するような印象を与えないよう、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

(9)謙遜して使う場合

「It's all Greek to me.」は、自分の知識不足や理解力の低さを控えめに表現する際にも使えます。例えば、専門的な話題についていけない時に、「I'm sorry, but that's all Greek to me.(申し訳ないけど、それは私にはちんぷんかんぷんだ。)」と言うことで、相手に不快感を与えずに、理解できないことを伝えられます。

この使い方は、相手に「自分は理解が足りない」という印象を与えることで、相手に優位性を与えるとともに、会話を和やかに進める効果があります。

(10)聞き返す場合

「It's all Greek to me?」と疑問形にすることで、「それは私には全く理解できないんだけど、どういう意味?」と、相手に説明を促すニュアンスで使えます。

例えば、早口で専門的な話をする相手に対して、「Wait, it's all Greek to me? Could you repeat that more slowly?(ちょっと待って、私にはちんぷんかんぷんなんだけど?もう少しゆっくり繰り返してくれる?)」のように使えます。

この表現は、相手に再度説明を求めるだけでなく、会話を中断させずに理解を深めたい場合に有効です。

4. 類似表現と「It's all Greek to me」の違い

(1)It's over my head.

「私の頭を超えている」という直訳からもわかるように、難解で理解が及ばないことを表します。「It's all Greek to me」と同様に、自分が理解できない状況を伝える際に使われますが、より知的レベルや内容の高度さに対して使われる傾向があります。

例えば、専門的な議論や抽象的な概念について話している際に、「That theory is completely over my head.(その理論は全く理解できない)」のように使います。「It's all Greek to me」よりも、自分が知識不足であることを認めるニュアンスが強くなります。

(2)I don't understand.

最も直接的に「理解できない」と伝える表現です。これは、相手の発言や説明が理解できない場合に、シンプルかつ率直に伝えるために使われます。ビジネスシーンから日常会話まで、あらゆる場面で使用でき、フォーマルな状況でも失礼にはあたりません。

「It's all Greek to me」よりも、より直接的な表現で、相手に理解できていない事実を明確に伝えるニュアンスがあります。例えば、「I don't understand the instructions.(説明が理解できません)」のように使います。

(3)I'm lost.

この表現は、文字通り「道に迷った」という意味の他に、話の内容についていけず「何が何だかわからない」状態を表します。会議や会話の流れを見失ってしまった時、または複雑な説明を聞いている時に、「I'm lost. Can you explain again?(話についていけません。もう一度説明してもらえますか?)」のように使われます。

「It's all Greek to me」と比較すると、自分が混乱している状況をよりストレートに伝えるニュアンスがあります。

(4)It's beyond me.

これは、「私の理解を超えている」という意味で、難解すぎて理解できない状況を表します。「It's beyond me why he would do that.(なぜ彼がそんなことをするのか、私には理解できない)」のように、原因や理由が全く分からない場合に使われます。

「It's all Greek to me」と似ていますが、「It's beyond me」は、自分の能力を超えているというニュアンスが強く、より困惑している状況を表すのに適しています。

5. まとめ:使いこなして英語表現を豊かに

この記事では、「It's all Greek to me」の意味や使い方、類似表現との違いを解説しました。この表現は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使え、使いこなすことで英語表現の幅が広がります。今回紹介した例文や類似表現を参考に、様々な場面で積極的に使ってみましょう。より自然で豊かな英語表現を身につけ、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。

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