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ネイティブが使う【wet behind the ears】ってどんな意味?由来や類義語も解説

皆さんは「wet behind the ears」という英語のフレーズを聞いたことがありますか?直訳すると「耳の後ろが濡れている」となりますが、実はこれ、ネイティブが日常会話でよく使うイディオムなんです。この記事では、「wet behind the ears」の意味、由来、そしてどのように使うのかを詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたもこの表現を使いこなせるようになるはずです。

1. wet behind the ears の意味

文字通りの意味と、実際の意味

「wet behind the ears」を直訳すると「耳の後ろが濡れている」となります。これは、生まれたばかりの動物、特に子牛や子馬などが耳の後ろをまだ完全に乾かせていない様子を表しています。

そこから転じて、実際の意味としては、人が経験不足で未熟、世間知らずな状態を指すイディオムとして使われるようになりました。見た目には、まだ幼さが残るような印象を与えることから、このような意味を持つようになったと考えられます。

未熟、経験不足、世間知らず

これらの言葉が示すように、「wet behind the ears」は、特に社会経験が浅く、物事の道理や複雑さをまだ理解していない状態を指します。そのため、若年層や新入社員など、経験の少ない人を表す際によく用いられます。しかし、年齢に関わらず、新しい分野に挑戦し始めたばかりの人に対しても使うことができます。

この表現は、単に知識やスキルが不足しているだけでなく、純粋で世間慣れしていない様子も含むニュアンスを持っています。

具体的な使用例

例えば、「彼はまだ入社したばかりで、wet behind the ears だから、少しずつ仕事を教えていく必要がある」というように使います。これは、新入社員の経験不足を指摘しつつ、教育が必要であることを示唆しています。

また、「彼女は新しいプロジェクトリーダーになったけど、まだwet behind the earsだから、周りのサポートが不可欠だろう」という風にも使われ、新しい役割に就いたものの、経験が浅いために支援が必要な状況を表します。このように「wet behind the ears」は、人の未熟さや経験不足を指摘する際に幅広く使われます。

2. wet behind the ears はなぜそんな意味に?由来

生まれたばかりの動物の耳

生まれたばかりの動物の耳は、文字通り濡れており、まだ完全に乾いていない状態です。この様子が、経験が浅く、まだ社会や物事の機微を理解していない状態と重ねられ、「wet behind the ears」という表現が生まれたと考えられています。

生まれたばかりの動物は、当然ながら何も知らない、できない存在です。そこから、人に対して使うことで、未熟さや経験不足を意味するようになりました。

そこから転じた意味

この表現は、特に若い人や、新しい分野に足を踏み入れたばかりの人に対して使われることが多いです。例えば、新卒の社員やインターン生、新しいプロジェクトチームに加わったばかりの人などが挙げられます。彼らは知識やスキルはあっても、実務経験や社会経験が不足しているため、「wet behind the ears」と表現されることがあります。

ただし、この表現は必ずしもネガティブな意味だけでなく、成長の余地がある、これから経験を積んでいくという期待を込めて使われることもあります。

3. wet behind the ears の類義語・言い換え表現

green

「green」も「wet behind the ears」と同様に、未熟さや経験不足を表す言葉として使われます。特に、若年者や特定の分野での経験が浅い人を指す際に用いられることが多いです。例えば、「He's still a bit green, but he's learning quickly.(彼はまだ少し未熟だが、すぐに学んでいる)」のように使われます。

「green」は、植物の未熟な状態を表すことから、人の未熟さを指すようになったと考えられています。

inexperienced

「inexperienced」は、文字通り経験が不足している状態を表す直接的な表現です。「wet behind the ears」よりもフォーマルな場面でも使いやすく、客観的に相手の経験不足を指摘する際に適しています。例えば、「He is inexperienced in project management.(彼はプロジェクトマネジメントの経験が不足している)」のように使います。

また、特定の分野での経験不足を明確に伝えたい場合にも有効です。

naive

「naive」は、純粋で世間知らずな様子を表す言葉です。経験不足からくる無邪気さや、物事を深く考えない様子を指す際に使われます。「wet behind the ears」と似たニュアンスで使えますが、特に、人を批判する意図よりも、その人の純粋さや世間知らずな点を指摘する際に適しています。

例えば、「She's a bit naive to believe everything she hears.(彼女は聞いたことをすべて信じてしまうのは少し世間知らずだ)」のように使われます。

その他(状況に合わせたより適切な表現)

その他の言い換え表現としては、「new to the game」や「a rookie」などが挙げられます。「new to the game」は、ある分野や活動を始めたばかりで経験が浅いことを意味し、「a rookie」は、スポーツや仕事などで新米であることを指します。これらの表現は、「wet behind the ears」よりも少しカジュアルで、親しみやすい印象を与えます。

また、より具体的に経験不足の程度を伝えたい場合は、「He's still learning the ropes.(彼はまだ手探り状態だ)」のような表現も有効です。状況に応じて使い分けることで、より適切に意図を伝えることができます。

4. wet behind the ears の使い方と注意点

どんな場面で使う?

「wet behind the ears」は、主に人を評する際に使われます。特に、若年者や新社会人など、経験が浅く、未熟な人を指す場合に用いられることが多いです。ビジネスシーンでは、新入社員や異動してきたばかりの担当者に対して、その経験不足を指摘する際に使われることがあります。

また、日常会話では、友人や家族に対して、その純粋さや世間知らずな一面を指摘する場面で使われることがあります。ただし、使う相手や状況を考慮しないと、相手を傷つけたり、不快にさせたりする可能性があるため、注意が必要です。

使う時の注意点(失礼にならない言い方)

「wet behind the ears」は、相手を直接的に批判するニュアンスを含むため、使う際には注意が必要です。特に、目上の人や、親しくない相手に対して使うのは避けるべきです。

また、相手の未熟さを指摘する目的ではなく、単に状況を説明する際に使うのが良いでしょう。例えば、「彼はまだ経験が浅いので、少しサポートが必要です」のように、より丁寧な表現に言い換えることで、相手に不快感を与えることなく、意図を伝えることができます。

より自然な表現にするためのポイント

ポイントとしては、「wet behind the ears」を単独で使うのではなく、具体的な状況や理由を付け加えることが挙げられます。「He's still a bit wet behind the ears, so we need to guide him.(彼はまだ経験不足なので、私たちが指導する必要がある)」のように、説明を加えて使うことで、表現が柔らかくなり、相手への配慮を示すことができます。

また、皮肉や冗談として使う場合は、親しい間柄でのみ使い、相手がどのように受け取るかを十分に考慮しましょう。

5. wet behind the ears を使った英会話の例文

ネイティブスピーカーが使う自然な例文

例えば「Don't worry, he's just a bit wet behind the ears. He'll learn quickly.(心配しないで、彼はまだ少し経験不足なだけだよ。すぐに覚えるよ。)」や、「She's wet behind the ears, but she's eager to learn.(彼女は経験不足だけど、学ぶことに意欲的だよ。)」といった使い方が挙げられます。

これらの例のように、必ずしもネガティブな意味合いだけでなく、成長の余地があることを示唆するニュアンスで使われることもあります。親しい間柄では、「He's so wet behind the ears, it's almost cute.(彼は経験不足すぎて、ちょっと可愛いぐらいだ。)」のように、ユーモラスに表現することもあります。

ビジネスシーンでの例文

ビジネスシーンでは、例えば「He's a bit wet behind the ears, so let's give him some guidance.(彼は少し経験不足なので、私たちで指導しましょう。)」のように、新入社員や経験の浅いメンバーに対して、サポートが必要な状況を説明する際に使われます。

また、「While she's wet behind the ears, she brings fresh perspectives to the team.(彼女は経験不足ではありますが、チームに新しい視点をもたらしてくれます。)」のように、若手の可能性を評価するニュアンスで用いられることもあります。ただし、ビジネスシーンでは相手に失礼にならないように、特に目上の人に対しては使用を避ける方が賢明でしょう。

日常会話での例文

日常会話では、友達同士で「He's still wet behind the ears when it comes to dating.(彼は恋愛に関してはまだまだ未熟だね。)」のように、恋愛経験の浅さをからかうような場面で使われたり、「Don't worry, everyone's wet behind the ears at some point.(心配しないで、誰でも最初は未熟なものだよ。)」と、相手を励ます際に使われたりします。

また、新しい趣味やスポーツを始めたばかりの人に対して、「She's a bit wet behind the ears in golf, but she's improving fast.(彼女はゴルフはまだ初心者だけど、上達が早いよ。)」のように、使われることもあります。

6. まとめ:wet behind the ears を使いこなそう

この記事では、"wet behind the ears"の意味、由来、使い方、類義語、そして実際の会話例まで幅広く解説しました。この表現は、人の未熟さや経験不足を指す際に非常に便利です。しかし、相手や状況によっては失礼にあたる可能性もあるため、使用する際は注意が必要です。

この記事を参考に、状況に合わせて適切に使いこなし、より豊かな英語表現を目指しましょう。

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